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CHIAKI


平成を乗り越えた元転勤族     

職業:ITワーカー&ライフワークブロガー  

趣味:独泉・料理・ひとりカフェなど

アムウェイかニュースキン!?本当はどっちが稼げるか徹底比較!

アムウェイかニュースキン!?
本当はどっちが稼げるか徹底比較!

日本のネットワークビジネス(MLM)において、
外資系企業としての確固たる地位を築いている『アムウェイ』『ニュースキン』

現在では、
両社とも日本のトップ5に入るほどの、
代表的なネットワークビジネス(MLM)企業です

今回は、この2社について
『一体どちらがビジネスとして収益を上げやすいのか?要するにどっちが稼げるのか?』を
考察していきたいと思います

目次

アムウェイについて

日本アムウェイ株式会社は、
数ある日本のネットワークビジネス(MLM)企業の1つで
その歴史も古く、世界でも日本国内でも同社の売上高はNo.1の
世界最大のネットワークビジネス(MLM)企業です

関連記事
ネットワークビジネス(MLM)業界No1!Amway(アムウェイ)の特徴と注意点

米国ミシガン州エイダに本社を置き、
世界100以上の国と地域で事業を展開しています

会社名:日本アムウェイ合同会社 (アムウェイ公式:ホームページ
事業内容:家庭日用品、栄養補助食品、パーソナルケア製品等の輸入・販売
販売方式:ディストリビューターの口コミによるダイレクト・セリング(直接販売)
売上高:989億0500万円(2018年度)
ディストリビューター数:約65万組(2018年12月現在)
アムウェイ ショッピングメンバー数:約5.3万組(2018年12月現在)

 

アムウェイの概要

日本では1979年の営業開始と、
実に40年以上の歴史を持つ、ネットワークビジネス(MLM)会社として、
とても優秀な企業であることは、疑いようのない実績を誇っています

ネットワークビジネス(MLM)としての観点では、
1990年台に日本で急激に広がり、
1996年には2,121億円の最高売上を達成しています

しかし、
翌1997年に、国民生活センターがアムウェイに関する
苦情・相談件数が、4年連続で1,000件を超えていることを公表し問題化されました
そのあたりから売上は落ち込んでいくこととなります

当時、日本アムウェイは、
一時期、日本や米国で上場していた時期がありました

しかしながら、
こういった流れを受けてか、2000年には株式を非公開としています

さらに、
2008年には株式会社から合同会社に変更し現在に至ります

人は増えていないが売上は安定

ディストリビューター数は、
ここ20年を見ても60万人〜70万人となっている点を見ると、
良く言えば安定しているといえますが、
逆を言えば、『既に飽和状態』ともいえます
現状維持の状況が続いている以上、今後の伸びは大きく期待できないでしょう

また特筆すべき点は、
ディストリビューター数は維持されているものの、
実は愛用者である『ショッピングメンバー』の数は
2004年の36万人に対し、2014年には8万人と年々減少の一途をたどっていることです

商品別の売上構成比において、
サプリメント系が43%を占めている点からも、
人が増えずともディストリビューターのリピートで、
売り上げが立っているという印象があります

ニュースキンについて

ニュースキン概要

ニュースキンジャパンは、
アムウェイ上陸の14年後となる1993年に日本での営業を開始しました
アメリカのユタ州に本拠を持つネットワークビジネス(MLM)企業です

会社名:ニュースキンジャパン(ニュースキン公式:ホームページ
事業内容:パーソナルケア製品、栄養補助食品、生活関連製品の製造・輸入・卸売販売と、インターネット関連サービスの提供
販売方式:ディストリビューターの口コミによるダイレクト・セリング(直接販売)
売上高:281億1490万円(2018年度)

1993年に日本に上陸しました
その4年後の、1997年には850億円という最高売上を達成しますが、
その後は年々減少しています
現在は全盛期の4分の1となっているのが現状です

参考記事
ネットワーク(MLM)ビジネス大手企業!Nu Skin(ニュースキン)の企業紹介と人気製品

 

日本では減少傾向

ただし、
減少傾向にあるのは国内であり、
ニュースキン全体としては増収となっているようです

しかしそれでも、国内ネットワークビジネス(MLM)企業ランキングでは
常時、トップ5に入っているという、業界上位の企業です
会員数は非公開ながら、おおよそ10万人〜20万人といわれています

国内のセールスリーダー数も減少

日本市場のセールスリーダーが、
前年比で-10.8%と2ケタ減って5,900人(前年同期は6,600人)

新製品を投入するも、セールスリーダーの減少で、
売り上げにつながらず新製品が、売上げに貢献せず
2018年度も減収し、5期連続減収となっているようです

商品別売上構成比においては、非公開ながら化粧水や乳液など、
化粧品がその多く占めていることが、Amazonの商品売上などから予想されます
サプリメントが上位を占めている、アムウェイとの違いはこの辺にあるようです

 

アムウェイとニュースキンの売れ筋商品に見るそれぞれの特徴

アムウェイとニュースキンの人気商品を見ると、
両社の特徴とその違い、さらには会員傾向が大きく浮き彫りとなります

ネットワークビジネス(MLM)において、
製品は柱であり、会員がそれを愛用し良さを理解し、その熱意を伝えていけるかどうか、
という点が成功を左右する大きな大きな要素となります

ここでは両社の売れ筋製品について見ていきましょう

アムウェイの人気製品

日本アムウェイが、公式ホームページで発表している同社製品のランキング
トップ5のうち、3つはニュートリライトのサプリとなります

そして、
第1位に君臨しているのは、ニュートリライトの『トリプルX』です

ニュートリライト(Nutrilite) は
アメリカ、韓国、日本、イタリア、中国、カナダ、ドイツ、ノルウェーなどを含む65ヶ国と地域で
販売されているサプリメント(栄養補給食品、健康食品)を展開するブランドです
ビタミンおよび、栄養補給食品において売上高世界No.1のブランドとなります

その中で、アムウェイ人気ナンバー1の『トリプルX』は、
ニュートリライト社創立者カール・レンボーグが追い求めた
究極のサプリメントと呼び声高い世界的な評価を集めている製品です

そのほかに、アムウェイ人気製品でベスト5に名を連ねるのが、
空気清浄機と浄水器などの家庭用耐久消費財です

より快適な暮らしのための製品が上位にあがっているのが、
アムウェイの人気商品の特徴です

このようにアムウェイでは、サプリメントや家庭用品など、
主に『主婦層』に人気を集めている製品が多いという特徴があります

ニュースキンの人気商品

アットコスメの口コミランキングやAmazonランキングを見ると、
トップ10に入っているすべてのニュースキン製品がフェイスケアになっています

ニュースキンの主力が基礎化粧品であることがよくわかります

なかでも特筆すべき人気となっているのが、洗顔料であるクレンジング剤です

クレンジングフォーム、クレンジングジェル、クレンジングオイルの3種類がトップ10入りしています

化粧をするだけでなく、きれいにメイクを落とす、
肌の基礎代謝などに気を配る女性が増え、
そのニーズに応えた製品といえるでしょう

その他にも保湿作用などを持つ、基礎化粧品が多く上位を占めているところからも、
『基礎を大切にして肌をいたわる女性』の人気を特に集めているようです

こうしてみると、ニュースキンの人気は、
製品が若い女性層に支持されているという特徴があるようです

人気製品から見るアムウェイとニュースキンの会員傾向

『人気製品=主力製品』という見方をした場合

それぞれの主力製品は、
アムウェイがサプリメントと家庭用品、ニュースキンは基礎化粧品となります

この点から見ると、
主婦層に人気のあるアムウェイ、若い女性層に人気のあるニュースキンともいえるでしょう

とはいえ、
一概に主婦ならアムウェイ、若い女性ならニュースキンと決めつけることはできません

ビジネスとして、ネットワークビジネス(MLM)に取り組む以上は、
自分から始まる『組織売上』が、収益のベースになると考える必要があります

どのような層が、自分のグループを構成し、
どのような製品が流通していくのかは、イメージしておくと良いでしょう

製品はネットワークビジネス(MLM)を進めるうえで、
最重要ポイントであることは間違いありません

『自分にとって愛すべき製品があるか』という点も、
外せない重大ま要素であることは、いうまでもありません

報酬プランから考えるアムウェイとニュースキン

報酬プランについて、詳細の解説は論点がズレてしまうので、今回は割愛しますが

アムウェイとニュースキン、
それぞれの報酬プランの傾向と、特徴についての比較をしていきます

ランクアップ難易度と維持条件

ネットワークビジネス(MLM)において、
会員ランクが、収益を大きく左右する要素であることは間違いありません
それと同じくらい重要なものは、ランクの維持条件となります

アムウェイのランクアップと維持条件

自身のランク(タイトル)を昇格させるための資格条件で両社を比較すると、
難易度が高いのはアムウェイとなります

例えば、
アムウェイでDD(ダイレクト・ディストリビューター)というピンレベルになるためには、
1年間のうちの6か月間150万PVを達成する必要があります

アムウェイではこのDDのうえにも10以上のピンレベルがあり、
その道のりは、かなり長いものとなります

しかし、
その反面タイトル昇格さえしてしまえば、
降格する条件(維持条件)がゆるいという、特徴がアムウェイにはあります

ニュースキンのランクアップと維持条件

それに対して、アムウェイと比較すると昇格条件が比較的容易なものの、
1度でも、ランク維持の条件を満たせなかった場合には、
一気に下まで落ちて『スタートの初期状態に戻る』のがニュースキンの特徴です

ニュースキンで、ブランドレプリゼンタティブ(代理店)になるためには
5か月以内に約80万円の売り上げを上げることが条件とされています

1度ブランド レプリゼンタティブ(代理店)になると
3ヶ月で80万円~100万円程度の売り上げを継続しなくてはなりません

失敗すると、翌月からは暫定エグゼクティブのランクに降格されます

売り上げを取り戻せなかった場合に、
翌々月には、初期のブランドメンバー(ディストリビューター)に格下げとなります

そして、
降格から6か月以内にブランドレプリゼンタティブに復帰できなかった場合、
自分の傘下に構築した、ダウンラインも全てを失うことになります

このロールアップという降格の仕組みについては賛否ありますが、

『何もしない(維持条件を満たせない)人』に、
収入がいつまでも支払われ続けることがないという点では、
組織の新陳代謝も促せる仕組みであるという見方もできます

アムウェイとニュースキン、報酬プランはどっちがいい?

報酬プランと維持条件の特徴をざっくり解説してきました
お分かりの通り、両社の報酬プランにも大きな違いがあることが分かります

どちらが良いのか?については、
もはや価値観と活動指針の違いによるとしか言えませんが、

昇格のハードルは高くても、降格がしにくい安定感を選ぶなら『アムウェイ』
ランク維持の難しさを理解したうえで、早く昇格して稼ぎたい人は『ニュースキン』

といったところでしょうか

アムウェイとニュースキンのどちらを選ぶかにおいて、
まずは、ご自身のビジネススタイルと価値観を冷静に判断する必要があります

少々、時間はかかっても比較的安定した権利収入を手に入れたい!
というロングラン&スタミナ型の人であれば、
昇格はじっくりと時間をかけても、降格しにくいアムウェイが合っているかもしれません

その一方で、
スタートダッシュ型で、早くぐんぐん上り詰めたい!
多少、ランク維持条件が厳しくとも、何もしないアップは排除されるべきだ!という
スピード型でストイックな、ビジネスを好むタイプであれば、
比較的、昇格条件がゆるめではありますが、
『ロールアップ』という、ランク維持の条件が厳しく設定されている、
ニュースキンを選ぶと良いかも知れません

このように
『報酬プラン、ランクアップおよび、維持条件のシステムが
自分のビジネススタイルや価値観に合っているかどうか』という点が、
アムウェイかニュースキンを選ぶ上で、重要なポイントとなってくるでしょう

アムウェイかニュースキンか、どちらを選ぶべきか

今回のテーマ『アムウェイかニュースキン、どちらは稼げるのか?』という観点からの

結論だけを言えば、
長期的な目線で取り組むことができ、安定感を求めるのであれば
『アムウェイ』を選ぶべきでしょう

短期間で、集中的に組織を構築し、瞬発力を求めるのであれば
『ニュースキン』を選ぶべきでしょう

しかし、
これらはあくまで、仕組みに過ぎません

自身の行動力や、傘下に育てたリーダーの数、製品とグループの相性など、
様々な要素が絡みあうので、一概に結論づけることは、少々乱暴であろうとかと思います

あくまでも、
ネットワークビジネス(MLM)に、30年間携わってきたトップリーダーによる
知識・体験を語っていた目線からの見解です

個人的には、自分が好きで人に勧めたいと思う製品があるかどうか、
自分の情熱をかけたいと心から思えるか、その点が報酬プランよりもかなり重要なポイントだと考えます

たとえ、
計算上、稼げる仕組みであったとしても、

自分の興味のない、愛せない製品であっては、そこに情熱はやどりません
おそらく、長く継続することは困難ではないでしょうか

情熱の宿らない環境に、人を幸福にする要素は生れず、
ネットワークビジネス(MLM)に限らず、
成功などは有り得ないのではないでしょうか

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