このブログの読者さんであれば
今さら「ネッワークビジネス(MLM)ってなに?」って・・・
と思われるかもしれませんが
今回は、
知ってるつもりで知らないかも?ネッワークビジネス(MLM)ってなに?
ということで、
少し原点に戻って考えてみたいと思いますので
ネッワークビジネス(MLM)って?
みたいな人が読んでくれたらうれしいです
ネットワークビジネス(MLM)について
ネットワークビジネス(MLM)は
「ねずみ講」だとか、「悪徳マルチ」といわれ、
世間的に
なにかと悪いイメージが先行してしまっているのが現状です
とはいえ、
ネットワークビジネス(MLM)に取り組む人は結構います
わたしもそうですが、
いかにイメージが悪いとはいえ、
収入を求めて、副業として取り組むのに
ネットワークビジネス(MLM)を選ぶ人は一定数います
また、ビジネス活動には消極的であっても
各社が取り扱う商品や、サービスを気に入って
利用しているだけの人も少なくありません
やはり、
ネットワークビジネス(MLM)企業が扱う
商品やサービスは、高価格でも高品質なものが多い
ということがいえるのでしょう
日本でのネットワークビジネス(MLM)の歴史
ネットワークビジネスは、
マルチレベルマーケティング(MLM)といい、
その歴史は古く、
150年以上前から存在するマーケティング手法となります
日本におきましては
1963年にタッパーウェアという会社が
アメリカから参入してきました
これが
日本で初めての
「ネットワークビジネス(MLM)」とされています
その後、
1966年 ミキプルーンでお馴染みの三基商事
1979年 アムウェイ(世界最大のネットワークビジネス(MLM)企業)
この2社が参入してきたことは
日本のネットワークビジネス(MLM)に
大きな影響を与えたといえるでしょう
その後にですが、
日本においても有名になった、
ニュースキンは1993年に参入してきています
ニュースキンも、
アメリカからの参入ですが
日本のネットワークビジネス(MLM)には
とても大きな影響があった企業です
しかし、
歴史としてみると既述の3社よりは、
後発のネットワークビジネス(MLM)となります
現在では、他にも多くの会社が
日本のネットワークビジネス(MLM)に参入しており、
海外からの参入や日本の企業も合わせ
数千社が存在するとまでいわれています
ネットワークビジネス(MLM)と一般流通の違い
私たちが、
普段は欲しいものがあれば、
コンビニなど量販店で購入したり、
「Amazonや楽天」などの
ネットショッピングで購入することになります
一般流通では、
販売する側の職業も多くありますが
紹介することを目的としてはなく、
生産・販売することを職業としています
そして、消費者でもあります
また、
ネットショッピングでも
販売することも、購入することも可能です
販売する側であっても
基本的には、販売することが目的であり
グループで紹介活動をするようなことはありません
一方で、
ネットワークビジネス(MLM)は
少々、特殊といえるでしょう
基本的には、店舗はありません
知り合いからの紹介などにより
購入することとなります
ネットワークビジネス(MLM)の
商品を購入するという場合には、
そのネットワークビジネス(MLM)企業の
会員に登録する必要があります
そのほとんどが
有料会員に登録する必要があります
有料会員に登録せずに
購入することが可能な場合もありますが
有料会員と比べると
販売価格は割高となります
ここは、
ネットワークビジネス(MLM)と
一般流通との大きな違いといえるでしょう
また、
ネットワークビジネス(MLM)では
「消費者」として、商品を購入するだけの会員と
「ディストリビューター」という、ビジネス会員があります
「ディストリビューター」になると、
商品を販売することで、企業側から報酬が得られます
さらには、
同じように「ディストリビューター」として登録する人を
紹介し、グループとして育てていくことで
高額な報酬も期待できます
この「ディストリビューター」という制度は
ネットワークビジネス(MLM)独特の会員制度です
コンビニなどには、
有料会員を紹介する仕組みはありませんので
一般流通では存在しないものといえます
販売方法の特徴
一般流通の商品
大手企業側が、私たちのような一般消費者に商品を販売するとなると、
商品の広告やCMを出して商品を知ってもらう必要があります
ですので、
大手メーカーであれば
テレビCMやなどによる広告宣伝が行われます
有名な芸能人であったり
トップアスリートを起用するなど
多額の費用をかけています
それによって
世間一般に広く認知してもらい、
消費者や販売業者に認められています
ネットワークビジネス(MLM)の場合
ネットワークビジネス(MLM)では
ディストリビューターが商品を流通させます
したがって
広告宣伝費は少なくてすむ代わりに
ディストリビューターへの報酬となります
かんたんにいうと
これがネットワークビジネス(MLM)の報酬となります
その報酬の仕組みは各社様々ですが
商品を宣伝してくれた人に支払われるというのが
ネットワークビジネス(MLM)の特徴でしょう
※テレビCMなど放送している会社もあります
参考記事:報酬プラン4つ
コストのかけ方
一般流通の商品とネットワークビジネス(MLM)の違いは
だいたい理解できたと思います
もう少しだけ
ネットワークビジネス(MLM)を深堀りしていきたいと思います
まず、
なにかしらの商品を購入した場合に
基本的には、ネットワークビジネス(MLM)の会社から
購入者に直接発送されます
これは一般流通の商品の物流コストと比較すると
かなりの中間コスト削減につながります
広告宣伝費や、物流コストといった
2つだけをみても中間コストが
大幅に削減できることがわかります
したがって
商品価格や、品質の維持も可能となったり
より良い製品を作るための
研究・開発費にあてられたりもします
ネットワークビジネス(MLM)とねずみ講の共通点
ネットワークビジネス(MLM)は
「ねずみ講」や「悪徳マルチ」などといわれ
負のイメージが根強いというのは
誰しもが知るところではあります
たしかに、
「ねずみ講」とは共通する点はあります
「新しい会員を勧誘し、成約してもらう」
これだけを見れば、大きな違いはないでしょう
そして、
それが実現することによって
紹介した人が報酬をもらえるというのは
間違いない事実でしょう
そして、
その紹介した人達で
「連鎖的に組織を広げていく」わけです
そにように似た部分だけを見ると
よく知らない人にとっては、
ネットワークビジネス(MLM)も「ネズミ講」も
同じものとする人が多いのも、無理はありません
ですが、
少なからず、
ネットワークビジネス(MLM)に関わる人であれば
違いは正しく理解する必要があります
ネットワークビジネス(MLM)と「ねずみ講」が
決定的に違うのは「違法」か「合法」かです
取り扱う商品やサービスがない
ねずみ講は「無限連鎖講の防止に関する法律」によって
禁止されている違法行為となります
参考記事:ねずみ講について(天下一家の会事件)
ネットワークビジネス(MLM)が合法な理由
ねずみ講では、
人を紹介して会費のみを支払わせるため、
商品やサービスが無いという特徴があります
1ヶ月に2人の会員を紹介し、
その2人も2人の会員を紹介し、、、
とやっていくと、
27ヶ月目には、1億3千万人を超える計算です
この時点で、日本の人口を超えることになり、
計算上、日本では紹介する人がいなくなります
よって、
下の段にいる人は、確実に赤字となるため
必ず破綻します
これは、計算上の話しであり
実際には27ヶ月も継続することは不可能です
法律で規制されて当然のことでしょう
その一方で、
ネットワークビジネス(MLM)は、
商品やサービスが提供されるという点で
決定的に「ねずみ講」と違います
それら
商品の売り上げが、会社の収益や会員の報酬になります
取り扱う商品やサービスがあるので、
それらの商品が流通する限り、破綻することはありません
既述しました通りですが
CMなどの広告宣伝費や中間コストをかけない代わりに、
勧誘して商品を流通させてくれた会員たちに
「報酬)という形で還元するビジネスモデルになります
報酬が成立する範囲
ねずみ講もネットワークビジネス(MLM)も、
会員を勧誘して組織を広げていくことは同じですが、
報酬が得られる範囲が違います
ねずみ講では、会費を払って親会員になったあと、
他人を勧誘するとその会員費の50%が自分に入り、
残りの50%は自分よりも上位のメンバーで分配されます
ねずみ講の頂点にいる人は、
下位のメンバー全員から報酬を得られる仕組みとなります
ネットワークビジネス(MLM)の場合は、
紹介で報酬を得られる範囲には制限があります
会社によって制限は様々なのですが、
「3段目までの売り上げに対して報酬がもらえる」など、
報酬の対象となるメンバーの
人数は制限されていたりします
報酬が得られる範囲が決まっているということは、
先に登録している上位者であっても
条件によっては後発の下段者よりも
収入としては低いこともありえます
ですので、
あとから会員になった人でも
頑張って組織を広げて製品の販売が多くなれば、
上位の会員を追い抜くことも可能でしょう
この部分は、
ねずみ講と、大きく異なります
ねずみ講では
上の会員を追い抜くことはできませんし、
頂点に立つ者が、最も優位性が高く
下に行けば行くほど、不利益な計算になります
ネットワークビジネス(MLM)のメリット
個人レベルで手軽に始められる
個人が何かビジネスを始めようとしたら、
ほとんどのビジネスでは、数百万程度の資金が必要でしょう
しかし、
ネットワークビジネス(MLM)なら、
資金がなくても、すぐにビジネスを始めることができます
(やり方次第ではあります)
登録料として初期費用がかかることがありますが、
そこまで高額ではありません
無茶をしなければ、
だれにでも始めることが可能となります
誰もが活動できるビジネス
ネットワークビジネス(MLM)は
- 特殊な技能(資格など)
- 特殊な才能(音感・画力など)
- 年齢や性別
- 住んでいる地域
- 身体的能力(ハンデ)
これらには関係なく
多くの人が、取り組むことができます
まとめ
ネットワークビジネス(MLM)は
販売する商品・サービスがあり、
連鎖販売取引として「特定商取引に関する法律」よって
認められています
ねずみ講は
販売する商品・サービスがなく、
「無限連鎖講の防止に関する法律」によって
禁止されている違法行為となります
ネットワークビジネス(MLM)は
商品やサービスの売り上げが収益の基本ですが、
ねずみ講は取り扱う商品やサービスがなく、
会員費も異常に高額になります
通常では、
権利収入というと、
- 本を出版する
- 楽曲を作る
- 駐車場などの不動産経営 などなど
といったことが挙げられます
これらは趣味としてではなく
ビジネスとして考えた場合に
誰しもが収入とできるかといえば
決してカンタンではないでしょう
しかし、
ネットワークビジネス(MLM)であれば
広く一般庶民にも、収入の可能性はあります
当然ではありますが
やり方や、選ぶビジネスなどにもよります
しかしながら、
個人レベルでもビジネスとしての可能性がある
というのはは、1つの魅力といえるでしょう
ほとんどの人が、
会社員や、自営業者として
労働収入を得ていると思います
潤沢な資金や
特別な知識・才能を持たない
普通の人が権利収入を得ようと思ったら、
おそらくは多くの人が、
ネットワークビジネス(MLM)も
選択肢に考えることでしょう
しかし、
ネットワークビジネス(MLM)は
世間的には負のイメージが根強い
ビジネスと言わざるを得ません
やはり
悪徳な手法で勧誘したり、
被害が発生しているという事実はあります
これまでの歴史が
さらに悪いイメージを
植え付けてしまっているのは間違いないでしょう
ですが、
現在の日本では、ネットワークビジネス(MLM)は
とても盛んに行われています
次々と、
新しいネットワークビジネス(MLM)が産まれ、
価値のないビジネスは
消えていくという業界の現実があります
そんな
ネットワークビジネス(MLM)において
新規参入者は後を絶たず、(全体的には減ってはいます)
複数のネットワークビジネス(MLM)を
掛け持ちするような人までいるというのは
やはり
「収入にゆとりを持ちたい」
といった人が日本には多いという
紛れもない証拠ではないでしょうか
この記事をここまで読んでくれた人は
きっと、そのような人であるのだと思います
とはいえ
ネットワークビジネス(MLM)で
安定して収入を得ることは
決してカンタンなことではありません
既述しましたとおりですが
ネットワークビジネス(MLM)は
少々、特殊なビジネスでもあります
もしも、
ネットワークビジネス(MLM)で
権利収入を得て、収入にゆとりを
持ちたいということであれば